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国産ブラックメタルの音源集
1996年デモ「Under the Black Moon」、
1999年split「Story - Legendary Japanese Wolves」、及び未発表音源を収録
DVDケース"CD仕様の限定版にはアンビエントプロジェクトHuman Soul の3曲を収録
Disc1 Gnome
1. The Forest、2. The Sea... は1996年デモ「Under the Black Moon」収録曲
Gnome / Under the Black Moon
3. Canis Lupus Hodophilax より3曲はsplit「Story - Legendary Japanese Wolves」収録曲
動物達の鳴き声らしきもので始まり、躍動感に満ちたリフが前曲までと異なる印象を与えます。
メロディアスに主張するギターソロなんかもあり、本作の中でも最も聴きやすい曲かもしれません。
4. 1905 (W.O.Y.N.) は終盤の物寂しげなギターが印象的
5. Forever... は冷やりとしたシンセ、声がミニマルに続いていく1曲
6. Unreleased Track はタイトル通り未発表音源
中国のZuriaakeみたいなしんみりとしたイントロから一転、
ズンズンと独特のノリを見せるダークなリフで突き進みます。
Disc2 Human Soul
1. Egophobe は軋むような物音・ノイズが不快さを煽り続けます。
2. Fuanno Ritsuzo Part 1 (A Miserable Fate) は孤独感に満ちたアンビエント曲
3. Fuanno Ritsuzo Part 2 (I Lost in My Family) は12分超の大曲
各種軋むようなノイズが渦巻くように絡んで行き、混沌とした内容です。
Gnome の方はsplit音源は聴いたことがなかったので、大変有難いリリースとなりました。
デモ「 Under the Black Moon」の方は幻想的なシンセをフィーチュアした
アトモスフェリックなブラックメタルです。
淡々とミニマルに続いていくサウンドで、
アンビエントを聴いているような心地を味わえる辺りBurzumに通じる部分も感じますが、
かなりユニークで他に類を見ない作風となっていますね。
split「Story - Legendary Japanese Wolves」収録曲の方は、
より躍動感に満ちたノリを感じさせるものですが、
独特の寂寥感溢れるサウンドはデモ音源同様でしょうか。
Human Soul は本作で初めて聴きました。
Woods氏によるアンビエントプロジェクトということで、
孤独感に満ちた楽曲が多く、不安を煽るようなノイズも相まってか、
気味悪いサウンドが終始続きます。
正直、この手の作品はあまり聴く気がしません・・・
限定版は200毎限定ということですので、
早めにキープしておくのもいいかもしれませんね。
満足度は83点くらいでしょうか。
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